「怪盗グルー」シリーズの4作目にあたる、「怪盗グルーのミニオン超変身」が7月19日に公開されました。
この記事ではネタバレあらすじや、印象に残ったキャラクターやシーンなどをご紹介します。
夏休み最大の注目作なので、この機会に「怪盗グルー」シリーズの予習・復習にご覧ください！
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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。
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| 公開日 | 2024年7月19日 |
|---|---|
| 監督 | クリス・ルノー パトリック・デラージ |
| 原作 | なし |
| 脚本 | マイク・ホワイト |
| キャスト | グルー：スティーヴ・カレル ルーシー・ワイルド：クリステン・ウィグ マキシム・ル・マル：ウィル・フェレル ポピー・プレスコット：ジョーイ・キング アグネス：マディソン・ポラン |
| 音楽 | – |
| 上映時間 | 95分 |
| 配給 | 東宝東和 |
| 公式サイト | 「怪盗グルーのミニオン超変身」公式サイト |
| 上映劇場 | 「怪盗グルーのミニオン超変身」上映劇場 |
【怪盗グルーのミニオン超変身】のネタバレあらすじ（ラスト・結末まで）
「怪盗グルーのミニオン超変身」を起承転結に分けて、あらすじを紹介します。
今回も、バタバタコメディのストーリーに触れて、鑑賞の参考にしてみてください！
起：因縁の相手マキシム
母校の同窓会に出席したグルーは、高校時代から因縁がある、マキシム・ル・マルと再会します。
未だにお互いに対抗心を抱いており、一触即発の空気が流れているところで、マキシムが反悪党同盟に逮捕されてしまいました。
グルーが反悪党同盟に加入していることを知ったマキシムは、グルーへの復讐心を抱くようになります。
一方、グルー一家は、グルーJr.という新しい家族が増えて、穏やかな家庭を築いていました。
しかし、マキシムが刑務所から脱走して、グルー一家の命を狙っていることから、引っ越しして偽名を名乗る羽目になってしまうのでした。
承：偽りの生活
引っ越したグルー一家は身分を偽り、慣れない生活をすることになりました。
太陽光パネルの営業マンとして生活するグルーは隣人から疎まれ、ヘアスタイリストとして働くルーシーは、常連を激怒させてしまいました。
子供たちも新しい生活に慣れることができません。
一方、ミニオンたちは、反悪党同盟の実験によってメガミニオンと化し、スーパーパワーを手に入れます。
人助けを試みるミニオンたちでしたが、力を使いこなせず、むしろ迷惑をかけてしまい、落胆するのでした。
転：悪党志向の少女・ポピー
慣れない生活を送っているグルーは、悪党を夢見る少女のポピーと出会いました。
グルーの正体を知っているポピーは夜の学校に忍び込み、校長のミツアナグマを盗み出そうと持ち掛けます。
追われる身であるグルーは遠慮するものの、弱みを握られていることから、渋々ポピーに付き合うのでした。
学校に忍び込んだポピーとグルーは、見事ミツアナグマを盗み出すことに成功しますが、校長に正体がバレてしまい、マキシムに情報が渡ってしまいます。
マキシムはグルーがいる街に襲撃を仕掛けて、復讐を果たすことを強く誓うのでした。
結：一致団結のクライマックス
校長とマキシムがグルになって、グルー一家に襲撃を仕掛け、絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。
グルーは、街の中心地でマシンに乗って暴走するマキシムと戦いますが、歯が立ちません。
諦めかけていたところ、グルーJr.の助けによりピンチを脱し、チームワークでマキシムを退治しました。
命の危機を感じたグルー一家でしたが、無事に家に戻り元の生活を取り戻します。
そして、グルーは、初めてグルーJr.から「ダダ」と呼ばれて感激するのでした。
【怪盗グルーのミニオン超変身】ネタバレ解説
「怪盗グルーのミニオン超変身」のラストや、細かい展開の解説を紹介しています。
シリーズ4作目になるので、メインキャラクターの変化や、誰もが期待するミニオンたちの活躍ぶりについても触れてみました。
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「怪盗グルーのミニオン超変身」ラスト・結末のネタバレ解説
高校の同級生で、グルーによる些細な悪戯がきっかけにで敵対心を抱いていたマキシムが、今回の悪役になりますが、復讐心が暴走して街を破壊してまでグルーを攻撃しようとします。
暴走が止まらないマキシムを止めるべく、グルー一家とミニオンズが一致団結して、なんとかマキシムを退治して刑務所に収監され、映画は終わりました。
だいちしょうもない悪役が退治されて終わる、お決まりのパターン！
ところが、今回のちょっとしたサプライズがエピローグに残されていました。
刑務所に収監されたマキシムと、グルーのどちらが歌が上手いか競うのですが、ちょっとした歌唱パーティーになり、過去シリーズの悪役が勢ぞろいするというサプライズ展開がありました。
だいちかなりの大盤振る舞い！
シリーズを追っていたファンとしては、嬉しいサプライズだったと思います！
グルーの宿敵！マキシムとの因縁の由来は？
グルーとマキシムは高校の同級生で、劇中の冒頭にある同窓会で再会するところから物語が始まります。
校長から気に入られているマキシムに対してグルーは嫉妬心を露わにしており、マキシムもグルーに敵意を剥き出しにしていました。
どうやら、高校の文化祭のようなイベントで、マキシムが歌唱大会で歌おうと思っていた曲をグルーに横取りされたことを、マキシムは根に持っているようでした。
だいち本当にどうでも良すぎる(笑)
一方グルーも、マキシムから悪戯をされていたと反論していて、どっちもどっちの子供っぽいしょうもない因縁だと思います。
マキシムが、反悪党同盟に属しているグルーに逮捕されたことによって、昔の因縁も含めてグルーを懲らしめてやると怒りに震えて、嫌がらせに至るという展開でした。
だいちそんなしょうもないことで、周りを巻き込むなと言いたいです（笑）
グルー一家に新たな変化はあった？
今回のグルー一家に起こった最も大きな変化は、グルーJr.が誕生したことです。
グルーの血を引いてるだけあってか、悪戯好きなグルーJr.ですが、いまいちグルーには懐いていない様子でした。
だいちルーシーとの態度の差があからさまでした（笑）
また、グルーが追われる身になったことで、グルー一家は引っ越しと偽名を使うことを余儀なくされます。
それぞれが別の名前を使って学校に通ったり、仕事に行ったりしていますが、思うようにいきません。
だいち特にアグネスは偽名を使うことにかなり抵抗を感じていました。
偽りの姿を経て真の家族に戻ったことで、グルー一家の絆はより強固なものになったと思います。
大人気！ミニオンたちの活躍は？
グルーの部下としては、暗躍するミニオンズは今作でも大活躍でした。
だいちもはやUSJの名物ともなる超人気者！
反悪党同盟の実験台として、「メガミニオン」になり、手足がゴムのようになったり、空を飛べたり、怪力になったりとスーパーパワーを手にしました。
メガ化した5人のミニオンの見せ場もあり、ミニオンズの活躍を期待しているファンも満足間違いなしだと思います。
だいち結局、スーパーパワーを手に入れてもうまくいかないのが、愛おしい（笑）
【怪盗グルーのミニオン超変身】印象に残ったキャラ3選（ネタバレあり）
「怪盗グルーのミニオン超変身」で印象に残ったキャストと役どころを紹介します。
今回は、魅力的な新キャラも登場して、シリーズを追いかけてきたファンも、初めて鑑賞する人も満足できる作品だったのではないでしょうか。
- グルー/スティーヴ・カレル/笑福亭鶴瓶
- マキシム・ル・マル/ウィル・フェレル/片岡愛之助
- ポピー・プレスコット/ジョーイ・キング/山田杏奈
①グルー/スティーヴ・カレル/笑福亭鶴瓶
「怪盗グルーのミニオン超変身」の主人公は、言わずと知れたグルーです。
元々は悪党でしたが、家族を得ることで反悪党の組織に所属するようになりました。
ガジェットの扱いや、身のこなしなどスキルはあるものの、肝心なところでミスをしたり機転が利かずに嘘がうまくつけないなど、人間味を感じさせる一面もあります。
悪党を慕うミニオンズからは、家庭を持ち丸くなったグルーに愛想を突かし、反逆されたりしています。
だいち悪党になりきれない人の良さが憎めない！
原語版の声優は、「フォックスキャッチャー」や「バイス」で知られるスティーブ・カレルがシリーズ通して担当しています。
TVシリーズや演劇の脚本家、映画の出演など幅広く仕事をこなす実力者です。
だいち個人的には、「ビューティフル・ボーイ」の父親役が印象に残っています。
そして、吹き替え版の声優を担当するのは、今回も笑福亭鶴瓶さんです。
落語家やタレントとして長年活躍しているお茶の間の人気者で、近年は「ディア・ドクター」など俳優としての評価も高まっています。
だいちちょっと今回は鶴瓶さんの声がしんどそうだった…。
②マキシム・ル・マル/ウィル・フェレル/片岡愛之助
今回、悪役を担うのは、グルーの高校の同級生であるマキシム・ル・マルです。
昆虫の研究に勤しんでおり、自ら昆虫と一体化することで攻撃力を高めています。
高校時代に、グルーから受けた悪戯を未だに根に持ち、復讐を企む執念深い性格です。
だいちいつものことですが、本当にしょうもないです（笑）
原語版の声優を務めるのは、コメディアンや俳優として長年活躍してきたウィル・フェレルです。
主に、コメディ作品を中心に出演してきており、「主人公は僕だった」、「俺たちニュースキャスター」が代表作に挙げられます。
だいち昨年出演していた「バービー」でも最高に笑わせてもらいました！
日本語吹き替え版では、歌舞伎役者の片岡愛之助さんが務めました。
6代目の片岡愛之助として、歌舞伎を中心に活躍していましたが、2013年の「半沢直樹」の演技が話題になり、近年はテレビドラマや映画への出演も増えています。
だいち半沢での演技は衝撃でした！
③ポピー・プレスコット/ジョーイ・キング/山田杏奈
今作で初登場となる、ポピー・プレスコットも印象に残りました。
悪党を夢見ている中学生で、グルーを誘って強盗を仕掛けるシーンは今作のの大きな見せ場になっています。
自宅では猫と一緒にダンスボードゲームをしており、相当な実力者であることがわかります。
だいちポピーはあまり本筋と関係ないですが、いいキャラクターでした！
原語版の声優は、若手女優のジョーイ・キングが務めており、子役時代から声優経験があったこともあり、卒なく演じていました。
だいち「ブレットトレイン」の演技が印象的な女優です！
吹き替え版では、声優初挑戦となる山田杏奈さんが務めました。
少女漫画雑誌「ちゃお」のチャオガールとして芸能界デビューを果たし、小・中規模の映画をメインに活動し、2024年には「ゴールデンカムイ」のアシㇼパ役に抜擢されました。
声優初挑戦とは思えないくらい、自然な声の演技をしていてエンドロールを見るまで、山田杏奈さんと気づきませんでした。
だいち個人的には、「ひらいて」の演技が好きです！
【怪盗グルーのミニオン超変身】声優キャスト/日本語吹き替えは芦田愛菜が続投？
日本語吹き替え版のキャストを、一覧表にしてまとめてあります。
登場人物とキャストのおさらいに、ぜひご覧ください！
| 登場人物 | 吹き替え声優 |
|---|---|
| グルー | 笑福亭鶴瓶 |
| ルーシー | 中島美嘉 |
| マキシム・ル・マル | 片岡愛之助 |
| ヴァレンティーナ | 松本梨香 |
| ポピー・プレスコット | 山田杏奈 |
| マーゴ | 須藤祐実 |
| イディス | 矢島晶子 |
| アグネス | 児玉すみれ |
| ペリー・プレスコット | 三木眞一郎 |
| パッツィ・プレスコット | 小林ゆう |
これまでアグネス役の日本版吹き替え声優を務めていた芦田愛菜さんから、児玉すみれさんに交代されています。
【怪盗グルーのミニオン超変身】印象に残ったシーン・場面3選（ネタバレあり）
「怪盗グルーのミニオン超変身」で、特に印象に残ったシーンを3つ紹介します。
「怪盗グルー」シリーズらしい、派手な見せ場が多かったので、鑑賞の参考にご覧ください。
①ルーシー、地獄の逃避行
グルーが追われる身になったことで、グルー一家は引っ越しをして身元を偽り暮らしています。
ルーシーはヘアスタイリストとして仕事をすることになりますが、当然そんな経験はないので、ヘアカラーをうまくこなせず常連のお客さんを怒らせてしまいました。
だいち誤魔化しようがない大失態（笑）
どうしようもなくなったルーシーは美容院から逃げてしまうのですが、スーパーで買い物中に、常連のお客さんとばったり再会してしまい、ひたすら追いかけられてしまいます。
なんとか逃げ切ることができたものの、尋常じゃないほど怒っているお客さんが逆に面白かったです（笑）
だいち明らかなターミネーターオマージュ！
②冴えないメガミニオンズ
反悪党軍の実験によって、ミニオンズはメガ化してスーパーパワーを手に入れます。
力を得たことで、人助けに取り掛かるミニオンズでしたが、有り余る力を使いこなすことができずに逆に迷惑をかけてしまいました。
だいち空回りするのもお約束。
中でも、手足がゴムのように伸びるメガティムの活躍が印象に残りました。
縦横無尽に伸びる手足を生かして、メガティムは暴走する電車を止めようとしますが、やはり力を使いこなせず、街を破壊してしまいました。
だいちオマージュというか、スパイダーマンのパロディ…（笑）
役に立てず、しょんぼりしているメガミニオンズは、とても愛おしい存在でした。
③怪盗ポピー一味
悪党に憧れるポピーは、グルーが隣に引っ越してきたのを良いことに、学校にいるウーベルシュレヒト校長のペットを盗もうと提案しました。
最初はやんわり断っていたグルーでしたが、ポピーに正体を知られているという弱みを握られていることから渋々協力します。
夜の学校に侵入していくシークエンスは、まるでスパイ映画のようにスリリングな展開になっていきます。
だいち上からロープ吊るしているのは、ちょっとミッションインポッシブルっぽい！
結局、ウーベルシュレヒト校長にバレてしまい大激怒させてしまうのですが、車や飛行船を使ったド派手なアクションは、観ていて興奮させられました。
話の展開としては、少し都合がいいと感じなくもないですが、ポピーという魅力的なキャラクターの存在や躍動感がある映像によって、最も印象に残ったシーンでした。
だいち色々な映画のオマージュが入っているのも、「怪盗グルー」シリーズの面白さですね！
【怪盗グルーのミニオン超変身】を実際に鑑賞した感想と評価（ネタバレあり）
「怪盗グルーのミニオン超変身」を実際に観た感想を、項目に分けて紹介しました。
鑑賞を迷われている方は、こちらの指標を参考にしてもらえると嬉しいです！
ストーリー展開
家族連れをターゲットにしている「怪盗グルー」シリーズなので、難しい展開はひとつもありません！
登場人物が複数いますが、それぞれの目的が明確化していて丁寧に説明してくれているので混乱することはないと思います。
複雑なものを描くシリーズではないので、いつも通り気楽に映画館へ行ってもらって大丈夫です！
だいちポップコーンやジュースを頬張りながら、観ちゃいましょう！
結末への評価
暴走したマキシムをグルー一向が退治して一件落着という明快な結末は、わかりやすくて良かったと思います。
エピローグでは刑務所でマキシムとグルーがどちらの方が歌が上手いかを競うという、おまけ的なエピソードがありますが、過去シリーズの悪役が登場していました。
だいちまさかの大サービス！
ファンとしては嬉しいサプライズですが、余りの大盤振る舞いに「実はこれが完結編なの？」という心配がよぎってしまいます。
さすがに、「怪盗グルー」ほどの大人気シリーズがしれっと完結することはないと思いますが、今後については続報を待つしかなさそうです。
子供におすすめ？
全編通して、観客に楽しんでもらいたいというサービス精神を感じる作品だったので、お子さんが観ても全く問題ないはずです。
ミニオンズが活躍するシーンでは、お子さんが大喜びすると思います。
だいち静かに鑑賞するタイプの作風ではないので、親御さんも安心して鑑賞できるかと！
再鑑賞
複雑な伏線が張り巡らされているというタイプの作品ではないので、「一回観たら大丈夫！」という方が多いかもしれません。
ただ、エピローグでファンが喜ぶ大サービスがあったり、従来通りミニオンズの活躍も拝めるので、シリーズファンは繰り返し観たくなることでしょう。
老若男女が楽しめる作風であるので、何度観ても飽きはこないと思います。
だいち幅広い層が楽しめるファミリームービーでした！
【怪盗グルーのミニオン超変身】ネタバレあらすじのまとめ
こちらの記事では、「怪盗グルーのミニオン超変身」のあらすじやキャラクターについて、紹介しました。
夏休みに入り、目玉作が続いてきますが、気楽に楽しむという面では「怪盗グルー」シリーズは一番だと思います。
過去シリーズも予習して臨みたい方は、おさらいできる記事もあるので、ご覧になってからぜひ映画館に行ってください！
★過去の「怪盗グルー」＆「ミニオン」シリーズはこちら！
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