ンフフフ全く、これだから乱世は面白い。
待ちに待った「キングダム 大将軍の帰還 」が公開されました!
第三弾「キングダム 運命の炎」に続くストーリーとなっていたので続きが気になり待ち遠しかったですね。
馬陽の戦い、最終章となる「キングダム 大将軍の帰還 」のあらすじと見どころ・感動のラストを早速解説していきます!
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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。
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公開日 | 2024年7月12日 |
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監督 | 佐藤信介 |
原作 | 原泰久『キングダム』 |
脚本 | 黒岩勉 原泰久 |
キャスト | 山﨑賢人 吉沢亮 清野菜名 大沢たかお 小栗旬 吉川晃司 |
音楽 | ONE OK ROCK 「Delusion:All」 |
上映時間 | 2時間25分 |
配給 | 東宝 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
公式サイト | 「キングダム 大将軍の帰還」公式サイト |
上映劇場 | 「キングダム 大将軍の帰還」上映劇場 |
【キングダム 大将軍の帰還】のネタバレあらすじ(ラスト・結末まで)
いよいよ馬陽の戦いがクライマックスを迎えます!
趙の三大天であり最強の知略型武将・李牧(りぼく)と最強の武力を誇る龐煖(ほうけん)VS伝説の秦六代将軍・王騎(おうき)の壮大な戦いに注目です!
起:現れた最強の武神・龐煖
趙(ちょう)が秦(しん)に侵攻してくる中、戦いの地・馬陽(ばよう)に進んでいた飛信隊でしたが、野営地で休息していると突如、趙総大将・龐が現れます。
信と羌瘣(きょうかい)で立ち向かいますが、全く歯が立ちません。
信は龐煖から強烈な一撃をくらい気絶してしまいます。
もうダメかと思われた時秦軍が救援に現れ、飛信隊は窮地を脱しました。
飛信隊は散りじりになりながらも、森の中へ身を隠すため走ります。
しかし敵将・馮忌(ふうき)を討ったことで趙から目をつけられていた信は、趙将・万極により追手を放たれます。
気絶した信を背負っていた尾倒(びとう)と一緒にいた尾平(びへい)はそれぞれ重症でしたが、信を守る為森の奥へ進み続けました。
しかし血の跡を辿る追手に追いつかれそうになり、尾平は信を守る為囮となります。
信は森の奥で目を覚ましました。
横には重症の尾倒がおり、これまでの経緯を聞き怒りに震えます。
信が動けるようになった時、横で寝ていてはずの尾倒は力尽き死んでいました。
二人で楽しかった思い出を語るシーンはとても切なく幸せなひと時でした。
承:李牧の出現
翌朝、尾倒の悲しみに暮れる暇もなく戦が始まろうとしています。
飛信隊は死んでいった仲間の分まで前に進む事を誓います。
その頃、龐煖と趙軍は秦の蒙武(もうぶ)軍と激突していました。
罠にハマり絶体絶命の大ピンチを迎えた蒙武軍でしたが、王騎将軍が軍を連れ救援に向かいます。
敵本陣に突入した王騎将軍の前に、因縁の相手・龐煖が立ち塞がります。
二人の一騎打ちが始まりました。
凄い剣術!お互い大きい矛をブンブン振り回しています!
その頃、秦王都・咸陽(かんよう)では山の王・楊端和(ようたんわ)が嬴政(えいせい)の元にやってきていました。
楊端和は馬陽の戦いに張られた罠・趙に李牧という優れた知能を持つ将の存在について知らせに来てくれたのです。
転:王騎将軍VS龐煖の一騎打ち!
龐煖と王騎将軍の攻防はどんどん勢いを増していきます。
王騎将軍は、ある因縁による怒りが力を増大させていたのです。
それは9年前、秦の六大将軍の一人・摎(きょう)という将軍が龐煖により殺されたことへの怒りでした。
摎は生きていれば王騎将軍の伴侶となる人物だったのです。
王騎将軍は後一歩というところまで龐煖を追い詰めましたが、その時李牧率いる趙の大軍勢が押し寄せてきました。
知略の戦いで李牧に上をいかれたことを悟った王騎将軍は、武力で突破しようと試みるも龐煖の一撃によって致命傷を受けてしまいます。
瀕死の状態で騎馬した王騎将軍を信が支えます。
結:天下の大将軍から託された想い
死地を抜け出す為、先導する信と王騎将軍に秦軍は続きます。
王騎将軍は信に将軍の本質について語り始めました。
なんとか死地を脱した秦軍でしたが、王騎将軍の命の火は消えようとしていました。
王騎将軍は死を受け入れ、残されたものにこれからの未来を託します。
信は皆の想いがつまった矛を授けられました!!
王騎将軍から託された想いを胸に、天下の大将軍への道を歩む未来を想像させるかたちで幕を終えました。
【キングダム 大将軍の帰還】ネタバレ解説!漫画のどこまで&王騎はどうなった
原作を読んでいた方は馬陽の戦いのラストを知った上で観ていた方も多いはずです。
「キングダム 大将軍の帰還」が漫画のどこまでが描かれたのか、王騎将軍のラストはどうなったのかなどネタバレしていきます。
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「キングダム 大将軍の帰還」最後で王騎将軍はどうなった?
結論からいうと、王騎将軍は馬陽の戦いで死んでしまいます。
龐煖を追い詰めましたが加勢した趙の矢に邪魔をされ、龐煖に致命傷となる攻撃を受けてしまったのです。
そんな中でも王騎将軍は、最後の力を振り絞り脱出の活路を切り開くよう命じます!
王騎将軍の言葉に全員一丸となって活路を見出すのでした。
時代を彩った天下の大将軍さえも次の時代の波にのまれ死んでいきます。
王騎将軍はそんな乱世が面白いと満足気に逝くのでした。
「キングダム 大将軍の帰還」は漫画のどこまで?
今回描かれた「馬陽の戦い」は原作の11巻108話~16巻173話までとなります。
「キングダム 大将軍の帰還」では14巻~16巻までが主に描かれています。
約5巻分の内容を2部作にわけて公開しました。
当初馬陽の戦いが二部作になることは公開されていなかったので、まさかここまで細かく描かれるとは思いもしませんでした。
原作は映画よりかなり進んでいますが、まだ完結はしていません。
さらにキングダムの世界に没入したい人は漫画も読んでみてはいかがでしょうか!
「キングダム 大将軍の帰還」後の展開と映画の続編はある?
原作ではこの後まだまだ物語は続きます。
しかし「キングダム 大将軍の帰還」以降の実写映画の続編は発表されていません。
今後の物語では登場人物もかなり多いので、続編となるとキャスティングや制作期間なども大変になります!
しかしネット記事には第五弾目の制作に入っているという情報も…
馬陽の戦いの後は、信は三百人将となりさらに大きな隊へとなります。
個人的にはもちろん続編希望ですが、どんどん壮大になる物語をどこまで実写で描き切れるかという懸念点もありますね!
★信が将軍になるのはいつ?(姉妹サイト「アニコミACE」へ飛びます)
【キングダム 大将軍の帰還】印象に残ったキャスト3選(ネタバレあり)
豪華すぎるキャスト勢!
全員が印象的すぎるので選びきれませんが、今回重要なカギを握る三人を挙げさせていただきます!
①王騎将軍/大沢たかお
最高!最高すぎる!
この言葉に尽きる原作まんまの王騎将軍でした。
王騎将軍の戦闘シーンは、大きな身体と矛をぶん回しまくる見応え満載のシーンとなっています!
なんと実際に使われた矛の重さは20kgと大重量!チェーンで矛先を調整しながら撮影されたそうです!
原作でも大人気キャラなだけにここのキャスティングを誤ると大事故に陥ったのでは?というほどでしたが、大沢たかおさんしかいないと思わせられるほど王騎将軍と化していました。
あの存在感をだす為とにかく太る・鍛えるとストイックに役作りされていたそうです。
今回の主役は間違いなく王騎将軍です!
②騰/要潤
王騎将軍の側近である騰(とう)の本来の強さが発揮された回となりました!
影の立役者!ファルファル
あの騰ならではのぶんぶん振り回す剣術が再現されていました。
敵を寄せ付けない圧倒的な力で捩じ伏せていきます。
要潤さん演じる騰は、実写版キングダムでは一番イメージとは離れていたかなという個人的な感想です。
原作の騰よりかけ声をしたり険しい表情など感情豊かに演じられています!
王騎将軍の死に際、爪が手に食い込むほどに悲しみを耐えている騰が印象的でした。
③摎/新木優子
秦の六大将軍にして唯一の女性・摎(きょう)を演じたのは新木優子さんです!
摎の強さと可愛らしさを演じられるのか公開前までちょっぴり不安だったのですが、見てみたら全然違和感なしでした!
撮影の裏話で王騎将軍演じる大沢たかおさんとほぼ話さず本番を迎えたそうです。
このことから王騎将軍から薬を塗ってもらって恥ずかしがっているシーンでは、リアルな緊張感がありました!
想像していたより王騎将軍・摎・昭王との関係性などが丁寧に描かれていました。
【キングダム 大将軍の帰還】印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)
全シーンがクライマックスかのようなみどころ満載となりました!
特に印象に残ったシーンをご紹介します。
①飛信隊の団結力
龐煖との戦いで気を失った信を飛信隊が力を合わせて必須に守り抜きました。
特に涙が止まらないシーンが有ります。
尾平が信を最後まで守り抜き死んでいった弟の尾到にかける「よく頑張ったなぁ」の一言でスクリーン見えなくなるほど大号泣しました。
え、もうラストシーンなのかい?とおもうほど映画が始まった序盤そうそうに泣かされました。
飛信隊は一晩で100人から30人程になってしまいます。
しかし落ち込んでいる暇はありません。
死んでいった仲間の想いを背負って戦場へ向かいます!
②龐煖との戦闘シーン
まずはなんといっても龐煖VS羌瘣の戦闘シーンはスピード感満載で見ていてハラハラドキドキしました!
CGも織り交ぜながらダイナミックな羌瘣ならではの動きで翻弄する姿が原作さながらです。
インタビューで羌瘣を演じた清野菜名さんは、龐煖との戦闘シーンはとても力を入れたのでぜひ注目してほしいとも話していました!
そして本作の一番の見所である龐煖と王騎将軍の一騎打ちは息をのむほどの大迫力アクションでした。
剣ではなく矛での戦いという難しいアクションを見事に演じきりました。
大沢たかおさんと吉川晃司さんはこのシーンに向けて身体づくりに励んでいたので、アクションもそうですがお二人の威圧感や圧倒的なオーラなど全部が相まって想像を超える程のクオリティになっています!
③皆の背には常にこの王騎がついてますよ!
死地に立ってからの王騎将軍のこの言葉にはしびれますね。
原作でも鳥肌のシーンがそのまま再現されていて鳥肌でした。
この言葉に震えるには、王騎将軍が天下の大将軍でないといけないのです。
第一作目から王騎将軍の凄さや迫力を描いてきたからこそ、この言葉が響くのではないかと思われます。
名言盛り沢山の回となっています。
【キングダム 大将軍の帰還】を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)
「キングダム 大将軍の帰還」は公開直後から絶賛の嵐となっています!
実際に鑑賞したリアルな感想をお届けします。
ストーリー展開
ほとんど原作通りのためとても分かりやすく描かれていました。
前作「キングダム 運命の炎」の続きとなるので、龐煖との戦いから始まります。
前作までを観ていなければ理解は難しいですが、観ていない人のために実写版「キングダム」第一弾からのあらすじをわかりやすく冒頭でまとめてくれています。
前作・原作をみていなくても感動したというレビューもあったので、まったく所見の方でも理解できるようにわかりやすい構成で描かれています。
ただやはり、これまでの戦いがあったからこその感動が詰め込まれているので、まだ見ていない方は前作までをしっかり予習してから行くべきです!
結末への評価
原作をみていたので馬陽の戦いのラストはわかってはいたのですが、やはり悲しく胸にくるものがあります。
そして今回ラストシーンでは、原作にないシーンが追加されていました。
それは王騎将軍亡き後、途方に暮れる王騎軍を信が「王騎将軍は死んでしまったけれど馬陽は守られた。前を向いて帰ろう」と激励するシーンです。
またここで咸陽にいる嬴政は、王騎将軍の帰還を迎え入れる準備をするよう声を掛けます。
サブタイトル「大将軍の帰還」は、戦地に戻った王騎将軍の帰還と馬陽を守った英雄としての帰還をかけていたのでした。
原作の再現度
これまでの第一から第三弾に続き本作も再現度はとても高かったです!
今回のメインはもちろん王騎将軍です。
そして相対するのは龐煖。
この二人の再現度が非常に高かったので、全体のクオリティがぐんとあがったのではないでしょうか。
戦闘シーンは原作のままに矛一振り一振りに重みがあり、総大将同士の迫力あるシーンとなっていました!
再鑑賞
もちろん何度もみたい作品です!
何回みてもあの感動が薄れることはないかと思います。
また第五弾については未定ですが、もし公開されるのであれば続編公開前のおさらいも必要です。
実写版「キングダム」を最初から連続して見直したいですよね。
【キングダム 大将軍の帰還】ネタバレあらすじのまとめ
なんと公開3日目にして、動員数100万人を突破しました!
すごい勢いでキングダム旋風を巻き起こしていますね!
キャスト勢の本気がひしひしと伝わってくる一作となっており、原作ファン納得のクオリティとなっています。
間違いなくキングダムシリーズの集大成、「血が沸き立つ」一作です!
観終わった後はロスになってしまいますが、是非熱く燃え上がる戦いを目に焼き付けましょう!