数多のコラボ、ギリギリ許せる範囲で本編を改造した複数の予告編、気合いに突き動かされた宣伝部による“犬鳴峠の空気を詰めた缶詰”の販売、ホラーライト層をねらったバズ作戦、極めつきは「恐怖回避ばーじょん」なる追撃で劇場に二度集客を企む神々しさ…。
「映画を作って売る」というシンプルながら高い壁を、都市伝説にたよらない人海戦術で乗り越えた素晴らしいチームが送り出した大ヒット映画、「犬鳴村」について解説します。
この記事には「犬鳴村」のネタバレを含みます。映画をまだ観ていない方はご注意ください!
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「犬鳴村」作品紹介
公開日 | 2020/2/7 |
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監督 | 清水崇 |
原案 | 清水崇 保坂大輔 紀伊宗之 |
脚本 | 保坂大輔 清水崇 |
キャスト | 三吉彩花 坂東龍汰 ほか |
音楽 | 海田庄吾 滝澤俊輔 |
上映時間 | 1時間48分 |
配給 | 東映 |
興行収入 | 14.1億円 |
「犬鳴村」キャスト一覧
役柄 | キャスト | 特徴 |
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森田奏 | 三吉彩花 | 主人公。霊感がある |
森田悠真 | 坂東龍汰 | 奏の兄。ふらふらと暮らしている |
森田康太 | 海津陽 | 奏の弟。オカルトが好き |
森田綾乃 | 高島礼子 | 奏の母。精神不安定 |
森田晃 | 高嶋政伸 | 奏の父。秘密を抱えている |
中村隼人 | 石橋蓮司 | 奏の祖父。犬鳴村だった場所の近くに住む |
中村耶英 | 水木薫 | 奏の祖母。生前霊感があった |
西田明菜 | 大谷凛香 | 悠真の彼女。好奇心旺盛 |
成宮健司 | 古川毅 | 幽霊。悪い人ではない |
籠井摩耶 | 宮野陽名 | 幽霊。孤独にお産した |
山野辺医師 | 寺田農 | 医師。森田家の秘密を知る |
「犬鳴村」あらすじ
森田悠真(坂東龍汰)は、恋人の西田明菜(大谷凛香)とふたり、心霊スポットとして名高い犬鳴トンネルではしゃいでいます。
“コノ先 日本國憲法 通用セズ”と記された看板が朽ちて、木の葉に埋もれているのを発見した明菜は大興奮です。
悠真は終始「もう帰ろうぜ〜」「やめろよ〜」と及び腰。彼女のキツい趣味に付き合う優男です
トンネルの先には、犬鳴村と呼ばれる廃村がありました。
伝説の村を前にテンションの上がりきった明菜と、「付き合いきれない」といった様子で沈む悠真は束の間、別行動をとることに。
悠真は、無惨に放置された、犬のようなものの亡骸をみつけ怯えます。
また、悠真が目線を変えると、“筑紫電力KK”とサインの入った鏡が落ちていました。
一方の明菜は、便所だったらしい場所を発見し用を足します。
すると、何者かに羽交締めにされる明菜。
半狂乱で叫び続ける明菜を助け出し、悠真は必死に来た道を戻ります。
しかし明菜にしか見えない“なにか”は、2人の後をつけてきていました。
あらすじ”起”:明菜の死
悠真の家に戻ってからも、明菜は不気味な歌を口ずさみ異様な気配をまとい、薄ら笑っています。
悠真は、妹の奏(三吉彩花)に相談することに。
奏は昔から霊感が強く、悠真には見えないものが見えていたからです。
森田家は、まだ幼さの残る末っ子の康太(海津陽)をあわせた3人兄弟。オカルトフリークな康太のピュアな好奇心が、物語を展開させる重大な要素になってきます
明菜を心配する悠真と奏でしたが、何かに導かれるように鉄塔へと登った明菜は、悠真の目前で飛び降り自殺をしてしまいます。
地上にいたはずの明菜の死因は、なぜか“溺死”と診断されました。
明菜の死因を聞いた奏たちの父親・晃(高嶋政伸)は、物憂げにおびえるのです。
何かを隠していそうなお父さん。Jホラーに高嶋政伸とくれば怪しさ倍増
実は晃の父親も、その先代も死因は溺死だったのです。
明菜の検死をおこなったのは、森田家の周囲で起こる怪死について、代々秘密を共有している医師・山野辺(寺田農)でした。
あらすじ”承”:兄弟の失踪
死んだ明菜のお腹には、悠真との赤ちゃんがいました。
明菜が隠し持っていた母子手帳をにぎり、悠真の悲しみは頂点に達します。
友人たちを連れ、再度犬鳴トンネルへと向かった悠真は、友人たちの制止も聞かず1人トンネルの中へ。
好奇心を抑えられず、車の後部座席に隠れてついてきた康太も、兄のあとを追ってトンネル内へ入ってしまいます。
すると2人の周りに、おびただしい数の怨霊があらわれ悠真たちを連れ去ったのです。
悠真と康太の失踪に森田家が騒然とする中、森田家にまつわる秘密を知っていた山野辺医師が、明菜と同じように溺死してしまいました。
山野辺先生は病院のベッドの上にいたのに溺死。怪死は続く…
あらすじ”転”:奏のルーツ
明菜の死、兄弟の失踪、そして山野辺先生の死を受け奏は、父の晃を問い詰めます。
晃は、「お前たちが怖いんだ、混ざっちゃいけない血だった」とおびえながら奏を拒絶しました。
お前“たち”というのは、三兄弟の母・綾乃(高島礼子)および綾乃と同じ血が流れる家系を指します。特に女性陣に限った感じ
奏は、家系について真相を探るため、母方の祖父である中村隼人(石橋蓮司)の家へ向かいます。
祖父宅の縁側に座ると、亡き祖母・耶英(水木薫)との思い出に浸る奏。
霊感を持っていた耶英は、自分と同じように霊感を持つ孫の奏を肯定し、可愛がります。
耶英と奏には、遠くから2人を見つめる男の霊が見えていました。
耶英は「大丈夫。あの人は怖くない」と男の霊までもを肯定し、奏を勇気づけます。
祖父・隼人によると、耶英は赤子のころに隼人の家の軒先に捨てられていたのだそう。
兄妹的に育てられはしたけど、愛し合い結婚したんだね。日本の村ホラー感が滲みます
耶英はどうやら、犬鳴村の出身のようでした。
真相に近づいた奏が祖父宅を出ると、かつて耶英が「怖くない」と言った男の霊・成宮健司(古川毅)が現れます。
あらすじ”結”:犬鳴村の真相
成宮は奏に、かつて犬鳴村を襲った悲劇について語り出しました。
閉じられたコミュニティであった犬鳴村には、野犬を調理して食べる文化があり、村民たちは「野蛮である」と恐れられていたのだそう。
犬鳴村の噂には尾ひれがつき、「村の女は犬と交わっている」というおぞましい言説まで出ていました。
ある日、犬鳴村のある場所にダムを作りたいと考えていた電力会社の人間たちが、いい顔をして村民たちに取り入ります。
冒頭で悠真が見つけた“筑紫電力”の鏡は当時の土産物
悪い噂のあった犬鳴村は、村民もろともダムの底へと沈められてしまったのです。
奏の父・晃の家系は筑紫電力関係者だったから、犬鳴村をルーツに持つ奏たちを怖がっていたの
成宮は「きみの兄弟も犬鳴村にいるはず」と奏を連れ、ダムの底へ沈んだはずの犬鳴村へ。
“時空がゆがむ”犬鳴村への行き方は後に解説します
朽ちた村には、成宮の言う通り悠真と康太が捕えられていました。
そして2人のそばには、独りで赤子を産み落とした様子の女性・籠井摩耶(宮野陽名)と、犬がいたのです。
摩耶に想いを寄せていた成宮は、子を想う摩耶の気持ちを汲み、赤子を奏に託します。
「犬鳴村唯一の希望」とされた赤子を抱き、奏たちは必死に元きた道を走りました。
トンネルを抜けるまであと一歩のところで、悠真が怨霊たちに捕まってしまいます。
怨霊の中に明菜の姿を見た悠真は、揺れる思いを抱え盾となり、奏と康太を逃しました。
奏と康太は無事に祖父宅の軒先へたどり着き、赤子を抱いたまま崩れ落ちます。
家からは、まだ幼い祖父・隼人が走り出してくるのでした。
時代をまたいだ救世主!よくやった奏
「犬鳴村」ネタバレ考察
「犬鳴村」ネタバレ考察をまとめました!
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康太とおなじオカルトフリークである筆者の勝手な考察をお聞きください
犬鳴村の血筋は守られている?
奏のおかげで守られました!
時空を飛び越え祖母を守った奏が、祖父のもとへと血筋を届ける感動のラスト。
深く考えたりしないで「めでたし めでたし」という気持ちを大切に
母・綾乃なんてもう犬すぎますし、奏も口元じゅるる…というTHE・ホラーなエンディングも見どころの1つです。
犬化の真相
前述のように、単なる“ホラーみ”要素が大きいと思いますが、「本当に交わってたんじゃないか」というグロい想像をしないでもありません。
一般社会から差別を受けたコミュニティが、 「実は本当にやばめだった」というのも実に都市伝説らしいホラー感ですし、食事として消費された犬の祟りかも、という動物愛の観点でも考察できます。
「オーメン」シリーズなんかでも山犬との交わりは描かれますし、犬とホラーは共に歩んできた歴史があります
村ホラーとして本作を見ても、近年だと「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」などで描かれた近親相姦要素も盛り込まれていて、かつ“×(かける)犬”ということで犬人間が増え続けているのかもしれません。(?)
解像度上げない方が幸せかも
兄悠真の最後とは
あらすじでも触れましたが、奏と康太を守るため、怨霊たちの盾となって取り込まれていきました。
“犬鳴側”にいる明菜と、まだ見ぬ我が子に会いたかったのかもしれません。
定職につかずふらついていた長男が、この世でないとはいえ行き先を決めたという点では、1人の男の成長物語としても楽しめます。
ダムに沈んだ犬鳴村から、悠真とともに“浮かんできた”成宮と摩耶も“浮かばれた”のではないでしょうか。
お後がよろしいようで
恐怖のわらべうた「ふたしちゃろ」意味
清水崇監督が作詞した、物語を動かすテーマ曲である「ふたしちゃろ」。
YouTubeをはじめとし、各種配信サイトにも展開されている楽曲です。
くさかろ わるかろ
こめこもできなきゃ ふたしちゃろ ふたしちゃろ
わんこがねぇやにふたしちゃろ
あかごはみずにながしちゃろさむかろ あつかろ
いねもできなきゃ ふたしちゃろ ふたしちゃろ
わんこがねぇやにふたしちゃろ
あかごはみずにながしちゃろいたかろ こわかろ
https://www.youtube.com/watch?v=ZLw0PETtO7I
はなもさかなきゃ ふたしちゃろ ふたしちゃろ
わんこがねぇやにふたしちゃろ
あかごはみずにながしちゃろ
3番まであります
1番、2番の入りは土壌がわるく作物が育たない土地など沈めてしまおう、という意味に取れました。
劇中で、犬鳴村の村民たちがあっけらかんと歌っている様子があったので、“外敵”への当てつけのような気持ちだったのかもしれません。
おそらく最も憎しみがこめられているであろう3番の入りが「痛い、怖い」と主観的になっているのがザワザワします。
獣との交わり、そのことによるおぞましい選択を思わせる共通のサビは「創作でよかった」と思わせるグロさです
「犬鳴村」とは本当の話なのか?モデルは?
映画「犬鳴村」にも通ずる“犬鳴村伝説”は、事実無根の創作です。
90年代の末に、ネット掲示板「2ちゃんねる」の登場とともに“怪村伝説”として爆発的な広がりをみせた、オカルトファンの間では有名な物語。
後述する旧犬鳴トンネルなど、実在する場所を入り口とした話なので、本当の話であるような可能性とワクワクを孕みブームとなりました。
実際に旧犬鳴トンネルに近づいた人が「電波障害が起きた」「帰り道に事故にあった」と、場所と関連付けた後日談を広めたことから、“抹消された村”として真実味を増していったのです。
作中で描かれた“午前2時にトンネル前の公衆電話と犬鳴村とが繋がる”という設定も都市伝説然としていてアガります!
また、過去に旧犬鳴トンネルを現場とした殺人事件が起こっていたことも、結果として犬鳴村伝説を広めるきっかけとなりましたが、もちろん事件と伝説との間に因果関係はありません。
事件を風化させないという意味では、犬鳴村伝説が広く浸透したことは良かったのかもしれません
「犬鳴村」には気まずいシーンもあり
気まずいシーン=ホラー映画としてはナイストラウマということで全肯定したい筆者が特筆したいのは、小便の映し方についてです。
冒頭、これみよがしな明菜の放尿シーン(厳密にはちがう)でスカされて腹が立った観客に向けて提示される明菜の絶命シーンは、ほとんどの観客のモヤモヤを解消してくれたと思います。
些細な描写の選択に、巨匠の意地が垣間見えます
あとは村ホラー要素として、近親相姦を思わせるものや「犬と交わる」といった異様な設定がありますので、観る相手によっては気まずいでしょう。
ツッコミ所で一時停止して、気の合う仲間と笑いあうような作品ではありません。きちんと想像を巡らせるとまあまあ気色悪いことが起こりますので注意
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犬鳴村はどこにある?旧犬鳴トンネルとの関係
前述の通り、犬鳴村は存在しません。
北九州に存在する旧犬鳴トンネルの先にある“とされる”犬鳴村ですが、青森県にある“とされる”杉沢村伝説とならんで“2大怪村伝説”として語り継がれています。
福岡県にある犬鳴峠という峠の中にあり、車では入れないところから30分以上、山道を歩いた先にあります。
“新”犬鳴トンネルじゃない方だよ
現在では使われていないトンネルでありながら、雑に放置されたままの旧犬鳴トンネルの存在が、犬鳴村伝説の真実味を増す一端を担っています。
劇中に出てきた“呪われた電話ボックス”も、かつては存在していたよう。
福岡県内に、ダムに沈んだ犬鳴谷村(いぬなきだにむら)と呼ばれたかつての村がありましたが、もちろん住民はダム建設に際し他所に移住していますし、犬鳴村伝説とは一切関係ありません
好奇心をそそる場所ではありますが、その伝説のほとんどが創作。
近隣住民の方々の迷惑となる行為は控えましょう。
最近「旧犬鳴トンネル」にて、ごみの散乱、深夜に集まって騒ぐ、ブロックに落書き…といった迷惑行為が増えているようです。
「旧犬鳴トンネル」付近は立ち入り禁止!
そして何より近隣住民の方の迷惑になるので迷惑行為はゼッタイにやめてね。
みんなでマナーを守ろう!ー映画『犬鳴村』公式:村民からの大切なお知らせ
https://www.inunaki-movie.jp/
映画「犬鳴村」は、おおむねセットを使用して撮影されているので、いたずらに犬鳴峠を目指しても聖地巡礼はかないません。
犬鳴村の怖いシーン
犬鳴村の怖いシーンについて、レベル1からMAXレベルまでまとめています。
独断と偏見を3レベルに分けました
怖さレベル1:摩耶の舞
成宮の願いを聞き入れ赤子を抱いて犬鳴村を出ようとする奏に、「私の赤ちゃん返して~」と踊り迫る摩耶が見どころの1つです。
関節をぐにゃりと曲げ、怨念すさまじい様子で奏に襲い掛かる摩耶の姿は、その異様な外見の奥に母親としての真摯な愛情をたたえていました。
自力で産んだ我が子を取り上げられたのですから、怒るのも当然でしょう。
結果として、奏の行動によって犬鳴の血は守られました。
犬と人間との狭間で苦痛にあえぐ摩耶の舞にご注目ください。
怖さレベル2:奏の霊感
本編では、森田家の秘密にせまる軸とは別に奏が臨床心理士として勤める病院での、患者との関わりも丁寧に描かれます。
幼いころから、当たり前のように霊界をそばに感じながら生きている奏の目に映る恐ろしすぎる世界を、リアリティとともに可視化しているのです。
霊感のない私にはリアルかどうかはわかり得ないけど、「毎日ふつうにコレが見えてたらホント嫌だな」という絶妙なリアリティラインで現れる霊たち怖すぎる
仕事をしながら、または運転中も、楽しいときも疲れたときも、どんなに怖がっても、逆に無視しても、どうやっても霊が見えてしまう奏のストレスに同情しました。
奏自身、生きていくために「霊が見える」という状態を自分自身で噛み砕こうとするもう1つのストーリー軸も、病院のセクターで真摯に描かれています。
奏の職場でのシーンでは「呪怨」でおなじみホラーレジェンド・奥菜恵さまと清水崇監督との再タッグが拝めます
怖さレベルMAX:巨匠による粋なトラウマ表現
オカルト界隈ではよく、「自殺をした人間は死に際を永遠に繰り返すことがある」と語られます。
本作でも、奏が数多の霊に怯えながら走らせる車の正面に、鉄塔から飛び降り続ける明菜が一定の間隔で映っていました。
最後には派手な描写になるんだけど、最初は「ん?なんだあれは」とつい目を凝らしてしまうような、観客を欺く仕掛け!じっくり見ているところにバーン!やってくれたなぁ
悠真の友人たちの絶命シーンにも、ただの描写に留まらない、特殊造形による捻った仕掛けがありました。
前述した奏の視覚世界についても、奏が見ようとしないかぎり、観客にもボヤけて見えるようバランスされていたように思います。
巨匠だからこその、作品世界への粋な誘いにしびれました
「犬鳴村」恐怖回避バージョンで怖さレベル軽減
恐怖が迫るほどに、キラキラなイラスト加工や胸キュンな劇伴で回避させてくれる「恐怖回避ばーじょん」。
本編とは全くの別物として楽しめました!
奥菜恵さんへの“呪怨いじり”に始まり、三吉彩花さんをメタ的にいじる“吹き出し遊び”など結構せめた改変がなされています。
俳優さんって皆さん寛大なんだなぁ…と、好き勝手遊ばれる被写体の奥にやさしい世界を見ました
肉眼で発見できなかった霊をぽわぽわの丸で囲んでくれたりもするので、新たな発見もありお得な気分になります。
「恐怖を軽減する」という目標を越える面白さで、製作陣の「映画を売りたい」というまっすぐな気持ちが痛いほどに感じられるピュアな逸品です。
映画ってどこまでも嘘つけるなあ
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まとめ|「犬鳴村」を見るならU-NEXT
映画「犬鳴村」および「犬鳴村 恐怖回避ばーじょん」は、どちらもU-NEXTで視聴可能です。
U-NEXTには、さらに「樹海村」「牛首村」と、清水監督による“村シリーズ”が3本そろっています!
奇怪な村の秘密を覗く旅へ、行ってらっしゃい!