2010年代に公開された映画の中で最高傑作とも言われる「マッドマックス 怒りのデスロード」の前日譚にあたる、「マッドマックス:フュリオサ」が公開されました。
9年の時を経て公開された新作に、胸が踊るファンは多くいるのではないでしょうか。
こちらの記事では、あらすじや映画の見どころを映画に負けない熱さでご紹介します!
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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。
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公開日 | 2024年5月31日 |
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監督 | ジョージ・ミラー |
原作 | なし |
脚本 | ジョージ・ミラー ニコ・ラサウリス |
キャスト | フュリオサ:アニャ・テイラー=ジョイ ディメンタス:クリス・ヘムズワース 警護隊長ジャック:トム・バーク イモータン・ジョー:ラッキー・ヒューム |
音楽 | ジャンキーXL |
上映時間 | 148分 |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公式サイト | 「フュリオサ」公式サイト |
上映劇場 | 「フュリオサ」上映劇場 |
【フュリオサ】映画のネタバレあらすじ
「マッドマックス:フュリオサ」のあらすじを、起承転結に分けて紹介しました。
復讐に燃えるフュリオサの物語を整理して、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の鑑賞に備えましょう。
起:幼きフュリオサの悲劇
少女のフュリオサは、自然豊かな「緑の地」で暮らしていました。
森に来ていたバイカー集団を見つけたフュリオサは、軽い悪戯でバイクのオイルを抜いたことで、集団の怒りを買って誘拐されてしまいます。
フュリオサの母であるメリー・ジャバサは、事態に気付き、すぐさま集団を追いかけます。
集団を追跡すると、ディメンタス将軍が率いるアジトに到着しました。
ディメンタスに愛でられていたフュリオサをメリーはすぐさま救出しますが、逃走中にディメンタスの部下たちに捕まってしまいます。
メリーは、「緑の地」の場所を教えるよう迫られますが、決して口外することはなく、ディメンタスに殺害されてしまうのでした。
承:復讐を誓うフュリオサ
囚われの身になったフュリオサは、ディメンタスへの復讐心を募らせていました。
同じくディメンタスに囚われている老人のヒストリーマンから文明を学んだことで、左腕に「緑の地」の地図を刻みます。
一方、ディメンタスは、水の資源が豊かな砦であるシタデルの存在を知り、集団で襲撃して、支配者のイモータン・ジョーに降伏を迫ります。
しかし、ディメンタスは、イモータン・ジョーに服従し命を落とすことも厭わないウォーボーイズの忠誠心に圧倒されて、シタデルを後にするのでした。
諦めないディメンタスは、イモータン・ジョーが占拠しているガスタウンを占拠した上で、シタデルに再度交渉します。
ディメンタスは、ガソリンの交換を倍にするよう要求します。
ところが、ディメンタスは、条件を丸呑みしないジョーにガソリンの上乗せを微量にするよう交渉を成立させられ、さらにフュリオサを明け渡すことになるのでした。
転:シタデルに潜伏するフュリオサ
フュリオサは、シタデルの子産みハーレムの一員に入れられてしまいます。
ジョーの側近であるリクタスに攫われそうになりますが、脱走して少年のように変装し、部隊に潜入するのでした。
訓練を積んだフュリオサは、警護隊長であるジャックの部隊に配属されます。
ある日、ジャック率いる警護部隊は、新車のウォータンクで食料を運送中に、ディメンタスを裏切った部隊から奇襲を仕掛けられてしまいます。
ウォーボーイズが死んでいく中、フュリオサは、持ち前の機転と身のこなしで奇襲を凌いで、ジャックからの信頼を得ました。
一方、ディメンタスは、ガスタウンの水と食料の供給が少なすぎるとジョーを批判して、対等な会談を要求します。
ディメンタスの行いはジョーの怒りを買い、ジャックとフュリオサは、戦争兵器を準備するためにシタデルの第二の拠点であるバレットファームへ向かうよう命じられるのでした。
結:繰り返される悲劇と復讐
ジャックとフュリオサはバレットファームへ向かいますが、既にディメンタスに支配されていました。
ウォータンクの運送中に部下を失ったジャックは、設備を破壊しにかかります。
反撃を受けるジャックをフュリオサが援護するも、二人はディメンタスの軍に捕まってしまい、フュリオサは左腕を縛られ、ジャックは死に至るまで拷問を受けます。
信頼していたジャックも殺されたフュリオサは、左腕を切断して、ジョーに状況を伝えにいくのでした。
シタデルとディメンタス軍は、戦争に発展しますが、ジョーの策略によりディメンタスは、追い詰められてしまいます。
フュリオサは、逃げ惑うディメンタスを捕まえて、母親のことを覚えているか聞き出しましたが、ディメンタスはすっかり忘れていました。
怒りに狂ったフュリオサは、ひたすら暴行を繰り返した末に生け捕りにして、母からもらったリンゴの種をディメンタスの体に植え付けるのでした。
【フュリオサ】映画のキャストで1番狂っていたのは?
「マックス:フュリオサ」の登場人物と役どころについて、紹介します。
これからスター街道に乗り始めた女優と、スター俳優の共演が見どころのひとつです!
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①フュリオサ役/アニャ・テイラー=ジョイ
アニャ・テイラー=ジョイは、NETFLIXで全世界に配信され、大ヒットした「クイーンズ・ギャンビット」で大ブレイクを果たした次世代のスター候補の女優です。
1度見たら忘れられないような、独特の目力が映画ファンを虜にしており、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や「デューン 砂の惑星 PART2」など、話題作への出演が続いています。
自立した強い女性のアイコンになりつつあります!
「マッドマックス:フュリオサ」では、前作の「マッドマックス 怒りのデスロード」で実質的な主人公にあたる、若き日のフュリオサを演じます。
肉親を殺された怒りと復讐心を内に秘めた、アニャ・テイラー=ジョイの演技は必見です。
②ディメンタス役/クリス・ヘムズワース
クリス・ヘムズワースは、「マイティ・ソー」シリーズや「アベンジャーズ」シリーズなどで、ソー役を演じて世界中に愛されるスター俳優です。
キャリア初期には、シリアスな雰囲気の役どころが中心的でしたが、「ゴースト・バスターズ」のリブート版の出演以降、コメディ演技に手応えを感じて、役の幅が広がりました。
家族との時間を大切にしたいと、俳優の仕事をセーブしていたため、「マッドマックス:フュリオサ」が久しぶりの映画出演になりました。
久しぶりにスクリーンで観る、クリヘム!
今回演じるディメンタスは、世界の資源を支配するイモータン・ジョーに異を唱え、資源の分散を求める野蛮な活動家という役どころです。
野蛮で非人道的でありながら、ユーモアも漂わせる人物造形は、クリス・ヘムズワースの得意な演技です。
基本的にずっと何か喋ってる!
そして、亡くなった娘のぬいぐるみを大切に持っているところも、どこか憎めないキャラクターです。
理不尽な過去を背負いながらも、平気で人を殺すディメンタスが最も狂っていたかもしれません。
③ジャック役/トム・バーク
トム・バークは、王立演劇学校で演技を学んだエリートです。
「シャーロック・ホームズ」シリーズでワトソン役を演じたデビットバークが父にあたります。
近年では、「マンク」や「生きる LIVING」など、映画賞に絡む作品への出演が続いていました。
「マッドマックス:フュリオサ」では、イモータン・ジョーの奴隷にあたるウォーボーイズを率いる、指揮官・ジャックを演じています。
寡黙な佇まいにマックスを重ねた人は多いはず。
【フュリオサ】映画ネタバレ解説
「マッドマックス:フュリオサ」の気になるシーンについて、解説と考察を紹介しています。
基本的にはストレートな物語ですが、細部にも味わい尽くしたい魅力がありました。
- 「怒りのデス・ロード」の前日譚?前作を見る必要性は
- 壮絶!フュリオサが腕を失った理由…
- ある意味残酷…ディメンタスの最期!
- あの人が登場?「怒りのデス・ロード」への繋がりの示唆
- やる気満々?監督による次回作への意欲は…
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「怒りのデス・ロード」の前日譚?前作を見る必要性は
「マッドマックス:フュリオサ」は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」より前の時系列にあたるため、いきなり本作を鑑賞しても楽しめる構成になっています。
「デスロード」に繋がるエンディングなので、すぐ「デス・ロード」を観たくなる!
まだ「マッドマックス」シリーズに触れたことがない方は、余計な知識がないまま「マッドマックス」の世界観に放り込まれる感覚を得られると思います。
ただ、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でセリフだけで出てきた「緑の地」や、「ガスタウン」などが映像化されることになるので、前作を観ていると地続きの世界観をより深く楽しめるはずです。
「デス・ロード」と「フュリオサ」の無限ループにハマってしまいそうです。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を先に鑑賞していると、前作で登場したガジェットの成長過程を観られるという楽しみ方もできます。
壮絶!フュリオサが腕を失った理由…
幼い頃、故郷の「緑の地」から誘拐されてしまったフュリオサは、左腕に「緑の地」の地図を刻んでいます。
母親をディメンタスに殺され、復讐心に燃えていたフュリオサは、厳しい状況に陥ると左腕の地図を見て、自らを
奮い立たせていました。
デス・ロードでカッコよかったフュリオサの、壮絶な過去…。
フュリオサは、ディメンタス軍が占拠しているバレットファームを襲撃した際に、軍に捕まり左腕を縛られるも、腕を切断して、逃走するのでした。
前作からのファンは、左腕のエピソードが思ったよりあっさりだったという意見もあります。
個人的には、「緑の地」を記した左腕を切断する行為は、故郷に辿り着けないことを暗示しているとても切ないシーンだったと思います。
デス・ロードで「緑の地」がなくなったと知ったときの絶望感たるや…。
ある意味残酷…ディメンタスの最期!
フュリオサは、自分の母親を殺したことを覚えていないディメンタスに激しく憤ります。
15年間の怒りをぶつけるかのように、ひたすら殴る蹴るの暴行を続けるのでした。
復讐はいつの世もスカッとしないもの…。
激しい怒りに襲われるフュリオサですが、意外にもディメンタスの命を奪うことはしませんでした。
ラストシークエンスは、語り部によって進行するため真偽は不確かですが、母からもらったリンゴの種をディメンタスに植え付けて、実ったリンゴをイモータン・ジョーが支配する女性たちに与えていました。
ここでさらに、神話性が帯びてくる。
物語のメッセージとして、前作の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」から、女性の物語を描いていたように思います。
ディメンタスの股間付近からリンゴの木が生えていたため、傲慢な男性性を否定したエンディングだと感じました。
フュリオサは、ディメンタスを生け捕りにすることで、同じレベルに立つことなく、復讐を果たしたのかもしれません。
あの人が登場?「怒りのデス・ロード」への繋がりの示唆
「マッドマックス:フュリオサ」は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚であり、同じ世界観を共有しています。
ラストシーンは、そのまま「怒りのデス・ロード」に繋がる構成になっているのも、ファンとしてはたまりませんでした。
そして、前作の主人公であるマックスが、「フュリオサ」にワンカットだけ出演したことにも驚きました。
「デス・ロード」のオープニングのカットと同じものだったはず…。
「フュリオサ」で15年という長いスパンの物語を描くことで、「デス・ロード」を鑑賞したときの興奮がさらに増すようになっています。
ぜひ、映画館には連続上映を企画していただきたいものです…。
やる気満々?監督による次回作への意欲は…
1979年に「マッドマックス」でデビューした監督のジョージ・ミラーは、「ベイブ」や「ハッピーフィート」など、ファミリームービーも手掛ける大巨匠です。
従来は、男性主人公のマックスを基軸にして、シリーズを展開していました。
ところが、幼いころから尊敬した母親が4年前に逝去したことで、フュリオサの物語を描くことを決断しました。
賢く、強い素敵なお母さまだったそうです。
しかし、「怒りのデス・ロード」でシタデルの長になったフュリオサが陥る罠はあるかもしれないと構想しているそうです。
今後、マッドマックスシリーズの続編について、ジョージ・ミラー監督は前向きだとインタビューで語っています。
続編があるとしたら、フュリオサが闇堕ちする展開があるかもしれません。
【フュリオサ】映画印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)
「マッドマックス:フュリオサ」で、最も印象に残ったシーンをピックアップしました。
とにかく見せ場が多いアクション大作なので、少しでも魅力が伝わって欲しいです!
①強くたくましいフュリオサの母
前作の「デス・ロード」ではセリフだけ出てきた「緑の地」が、「フュリオサ」では描かれることが大きな特徴です。
「緑の地」で、ひときわ高貴な存在感を放っていたのが、フュリオサの母であるメリー・ジャバサでした。
メリーは、フュリオサが誘拐されたことを知ると、すぐさまディメンタス率いる軍団を追いかけていきます。
行動の早さが意思の強さを感じます。
メリーは、銃やバイクを華麗に扱いながら、軍団をジリジリと追い詰めていきます。
思いの外、フュリオサの幼少期のパートが長く割かれていたのは、メリーが魅力的な人物に仕上がった自信があったからなのかもしれません。
それゆえに、メリーの最期は悲しい…。
「デス・ロード」に比べると、ゆったりした語り口の「フュリオサ」が最初から最後まで退屈しないのは、メリーの存在感も大きいと思いました!
②マックスを彷彿とさせるジャックの存在感
予告編では、あまりフィーチャーされていなかった、ジャックの存在も意外な収穫でした。
「デス・ロード」を彷彿とさせる、フュリオサとジャックのバディも大きな見どころのひとつです。
多くを語らないジャックの雰囲気は、マックスと近しいものがある…。
当初は、女性であることを隠していたフュリオサでしたが、ディメンタス軍との戦いの拍子に、帽子がとれて女性であることがジャックに悟られてしまいました。
しかし、ジャックは、「何があったかは聞かない」とフュリオサの正体を意外なほどすんなり受け入れます。
フュリオサは幼き頃に深い傷を負いましたが、潔いジャックの振る舞いに無意識に信頼を寄せるようになりました。
唯一ジャックには「緑の地」の話をしていました。
「緑の地」への帰還に、手を貸すジャックの静かで熱い魂に、思わず心が震えてしまいます。
③まさにマッドマックス!狂ったカーアクション
物語の中盤に仕掛けられた約15分に渡るカーアクションにはとても驚かされました。
毎度のことながら、マッドマックスシリーズはアクションがすごい!
圧倒的なアクションを、文章で表現するのはとても野暮に感じますが、映像の迫力もさることながら、ひとつの画面に起こっていることの情報量が凄まじかったです。
フュリオサは、シタデルが率いる車体の下側に潜り込み、地面すれすれのところで銃を構えて、前後左右に行き交うディメンタス軍の車を爆撃していきます。
あらゆる方向から攻撃が仕掛けられていく様に、頭では情報処理が追いつかず、ひたすら映像の渦に飲み込まれていく感覚でした。
大迫力のアクションシーンには、200人のスタントマンが動員され、78日間もかけて撮影されたそうです。
恐るべし、執念…。
クリエイターのこだわりが詰まった、圧巻のカーアクションは映画館で観るべきクオリティでした!
【フュリオサ】映画を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)
「マッドマックス:フュリオサ」の魅力や見どころを、項目に分けて紹介しました。
鑑賞に悩まれている方は、こちらをご参考ください!
ストーリー展開
フュリオサの幼少期から、15年の時間経過をじっくりと描いていくため、複雑な展開はほとんどありませんでした。
「怒りのデス・ロード」のような、ノンストップアクションを想定していると、語り口の違いに戸惑うかもしれませんが、一人の女性の物語として、力強いものがありました。
デス・ロードで残っていた謎が程よく回収されます!
フュリオサの物語をじっくり語っていく「マッドマックス:フュリオサ」と、ノンストップのアクションで展開する「マッドマックス 怒りのデス・ロード」をセットにした4時間半の映画として楽しむこともできそうです。
スカッと!
砂漠化した世界の狂った諸行がメインで描かれていくので、基本的にはスカッとする展開は少ないです。
特に、幼少期のフュリオサがディメンタスが率いる軍団から誘拐された挙句、母親を殺されてしまう展開はかなり重たく感じると思います。
カッコいい母親だっただけに、余計に口惜しい…。
フュリオサが、ディメンタスに復讐を遂げるまでの展開は、かなりじっくりしているため、途中で展開されるアクションの方に、興奮する観客は多そうだと感じました。
「マッドマックス」シリーズに求める、大胆なカーアクションはきちんと想像の上を超えてきています。
そして、ディメンタスに対する復讐の結果もスカッとするというよりは、「どういう意味だろう?」と困惑する観客もいるかもしれません。
神話的で象徴的なラストでした!
個人的には、復讐をやり遂げる芯の通ったフュリオサらしい物語が描かれていて、感動しました。
正真正銘スカッとするなら、「マッドマックス:フュリオサ」を鑑賞してすぐ帰宅して、「マックス 怒りのデス・ロード」の鑑賞をオススメします!
マシンや衣装に対する評価
狂った世界観は、マッドマックスシリーズで一番の見どころですが、「フュリオサ」も世界観描写はさすがだと感じました。
前作の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」より前の時系列にあたるので、まだ発展途上のマシンが扱われているという印象を受けました。
「デス・ロード」よりアナログ感は強めです!
他にも「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で描かれていなかった世界観と言えば、「緑の地」です。
文字通り、自然豊かな雰囲気の地形が、マッドマックスシリーズで描かれてきた世界観とは一味違っていて新鮮でした。
住民たちの青を基調とした服がカッコいい!
そして、何といってもマッドマックスシリーズで一番の魅力になるのは、車から繰り出されるマシンです。
パラシュートのような素材を使って、車から攻撃を仕掛けるときに使っていたマシンが、一番印象に残りました。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で登場した、弾力のある長い棒の前身となるマシンかもしれません。
ちなみに、「デス・ロード」に登場したみんな大好きギター男も一瞬登場します!
グロさ
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が15歳以下の鑑賞ができないR-指定が設けられていたのに対して、「マッドマックス:フュリオサ」ではR-指定は設けられていません。
個人的には、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」も直接的なグロい描写はなかった印象でしたが、「マッドマックス:フュリオサ」も変わらずグロい描写はさほどありませんでした。
こればっかりは個人の感覚の問題でもある…。
かなりの死人が出る映画ではありますが、血が大量に吹き出たりというシーンはないので、過激な世界観の割りには観やすい映画だと思います。
ただ、フュリオサの左腕が切断されるシーンは、苦手な人はいるかもしれないなと思いました。
再鑑賞
まず、何よりも「マッドマックス 怒りのデス・ロード」をまた観たくなります。
そして、「マッドマックス 怒りのデス・ロー」を観ると、「マッドマックス:フュリオサ」が、また観たくなるはずです。
地続きの世界観にハマると抜け出せないと思うので、要注意です。
延々と続くループの沼。
また、大規模な予算がかけられた映画のため、様々な上映形態で鑑賞ができる作品になっています。
「IMAX」、「Dolby Chinema」、「4DX」、「MX4D」、「Screen X」などがあります。
ひとつの映画作品として堪能したいなら、「IMAX」、「Dolby Chinema」、アトラクション的な体験を優先したいなら、「4DX」、「MX4D」、「Screen X」といったところでしょうか。
最近は、上映形態が増えて悩ましい…。
作品のクオリティそのものが高いので、どの形態で鑑賞しても楽しめるはずです。
ただ、一つ言えるのは、映像と音響の迫力が凄いので、通常の上映であっても、なるべく大きいスクリーンで観て欲しいということに尽きます。
お近くの映画館でチェックして一番大きいスクリーンで観ることをオススメします!
【フュリオサ】映画ネタバレあらすじのまとめ
「マッドマックス:フュリオサ」のあらすじをまとめた上で、シーンごとの見どころや、解説や考察などを紹介してきました。
マッドマックスシリーズでは、9年ぶりの新作になりましたが、個人的には期待を超えてくる素晴らしい映画だったと思います。
「マッドマックス:フュリオサ」がヒットすると、またシリーズの続編が観れるかもしれないので、興味がある方は、ぜひ映画館に駆けつけてください!