スポーツ漫画の最高峰が時を経て遂にスクリーンへ!
「スラムダンク」は週刊少年ジャンプにて、1990年~1996年にわたって連載された世界的人気を誇る少年漫画です。
連載終了して27年経った今も尚、世界各国にファンを持つほどの人気ぶり。
映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、原作でも人気の山王戦を映画化しており公開直後から注目を集めました!
約9ヶ月間のロングラン公開となり、現在も再上映をされている「THE FIRST SLAM DUNK」のネタバレやあらすじ等をまとめてみました!
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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。
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公開日 | 2022年12月3日 |
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監督 | 井上雄彦 |
原作 | 井上雄彦 |
脚本 | 井上雄彦 |
キャスト | 仲村宗悟 笠間淳 神尾晋一郎 木村昴 三宅健太 |
音楽 | オープニング主題歌 The Birthday「LOVE ROCKETS」 エンディング主題歌 10-FEET「第ゼロ感」 |
上映時間 | 2時間4分 |
配給 | 東映 |
公式サイト | 「スラムダンク」公式サイト |
上映劇場 | 「スラムダンク」上映劇場 |
【スラムダンク】映画ネタバレ!山王戦のラスト・最後はどうなった?
まず「スラムダンク」映画のあらすじをご紹介します。
映画を見てよくわからない箇所がある方や、ざっくりあらすじを知りたい方はご覧ください。
起:知られざる宮城リョータの過去
湘北高校のガード・宮城リョータは、憧れだった兄・ソータを不慮の事故で亡くしてしまいます。
突然のソータの死を受け入れることができず悲しみに暮れていましたが、兄と練習したバスケがリョータに希望を与えてくれました。
リョータが所属する湘北高校のインターハイ、王者・山王との戦いが遂に始まります!
相手は超高校級のプレーヤーが勢揃いする中、湘北も負けじとくらいつきます。
三井のスリーポイントが連続で決まり、点差もほぼ互角の状態でした。
しかしハーフタイムが明け、山王の空気がガラッと変わります。
山王は湘北に対しゾーンプレスをしかけ、リョータにボールを思うように持たせてくれません。
自陣のコートまでボールを運べていないリョータに対して、安西先生は「君の舞台ですよ」とリョータが戦いやすいようにスペースを広げる指示を出します。
ボールを持ったリョータは得意のスピードでディフェンスを振り切りました!
リョータのドリブルが上手なのは、兄との練習の成果だったと本作で知ることができました!
承:諦めたらそこで試合終了ですよ
順調だった試合も、ジリジリと自力の差が出始め山王に20点差をつけらてしまいます。
安西先生は桜木に変わり小暮をコートへ送ります。
交代に不服な桜木に対し、安西先生は「私だけかね、まだ勝てると思っているのは」となげかけます。
桜木「諦めたんじゃなかったんだな」
安西先生「諦める?諦めたらそこで試合終了ですよ」
あの名言がスクリーンに!しびれる!
そして安西先生は桜木に逆転をするための秘策である、リバウンドの重要性を伝えます。
小暮に変わり桜木がコートへ。
桜木はコートサイドの机に乗り、観客に向け「ヤマオーは俺が倒す!バイ、天才桜木」と言い放ちます。
もちろんヤジがいっせいに飛びますがお構いなしです。
試合が始まってすぐ、誰もが桜木のリバウンド力の高さに驚きました!
バネ、フィジカルが強く、最高到達点への速度が速いため次々とリバウンドをとっていきます。
山王を追い上げ始める湘北でしたが、勢い余った赤木が倒れてしまいます。
強大な相手に対し自分の力を出しきれていなかった赤木は目の前に駆けつけた仲間を目の当たりにし、自信を取り戻しました。
転:怒涛の追い上げ・三井の3ポイントシュート
しかしもう一息というところで、山王に突き放されてしまいます。
試合前半の疲労から限界を迎えていた三井は、腕がもう上がらない状態になっていました。
過去、バスケを離れ不良少年となってしまった三井には長いブランクがあります。
喧嘩を繰り返す毎日でしたが、心改めバスケ部へ戻りました。
バスケがしたいです…この名言を生み出した三井!スリーポイントを決めてくれ
三井は体力の限界がきていても、心はくじせていませんでした。
流川からパスを受け、力を振り絞り華麗にスリーポイントを決めました!
結:大逆転!桜木渾身のミドルシュート!
湘北の怒涛の追い上げが始まる中、ルーズボールを追いかけた桜木が背中を負傷してしまいます。
試合中動けなくなり退場となった桜木でしたが、安西先生に「俺の全盛期は今だ」と説得し再出場します!
両チームとも白熱する試合を繰り広げます。
観客席にはリョータの母が陰からひっそりと試合をみていました。
ゾーンプレスを受けていたリョータは、「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」とソータから教えてもらったドリブルで相手を抜き去ります!
ここで「第ゼロ感」がながれるのが鳥肌〜!かっこいい〜!
残り数秒、1点差。
流川にボールがわたりますが、2枚のディフェンスに阻まれます。
そんな流川が最後にパスを出したのが犬猿の仲だった桜木でした。
桜木は流川から受けたボールで見事シュートを決めました。
無言で歩み寄った桜木と流川は強く熱いハイタッチを交わします!
音無し!言葉無し!多分この無音の時間息をわすれていたかもです
試合後、リョータは母の待つ海へ行きます。
ソータの死を乗り越え家族としての再スタートを予感させるラストシーンで終えました。
【スラムダンク】映画のネタバレ解説①:ひどいと言われた理由は?
大人気作品なだけにファンも多く、アニメとは異なる3DCGで描かれたことに不満の意見があったようです。
スラムダンク映画がひどいと言われる理由について調べて見ます。
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ひどいと言われた主な理由はCG映像への賛否
本作は3DCGで描かれています!
バスケシーンを細かく描写する為に3DCGとしたそうですが、かなり賛否両論分かれました。
本作を公開するにあたり原作を見返した方も多く、アニメで見返した方は絵のタッチが違うので受け入れることができないという意見が多く見受けられました。
細かな描写はCGによってわかりやすくなっていますが、その分臨場感がなくなってしまったような印象です。
昔からあるものを新しくするとどうしても批判が集まってしまいますね…
しかし映画から観た人は、違和感なく見れるため3DCGならではの描写が良いという声もありました!
原作からカットされたシーン
過去編を詰め込んでいるので、山王との絡みがほとんどカットされています。
桜木と山王のセンター河田美紀男との対決は、桜木の成長を見れるシーンでもあったのでもう少し絡んで欲しかったとうのが本音です。
ギャグシーンも軒並みカットされています。
また赤木についていた最強センター河田雅史が、桜木にマークを変更した場面がありましたが、映画のみではなぜ変わったの?という急な展開でした。
桜木が試合の中での成長を経て、強敵と認められたシーンだったのでそこまでの過程を描いて欲しかったですね!
やはり山王戦を2時間に収めるには尺が全く足りないですね。
原作からカットされたキャラクター
映画化に際し、赤木のライバル魚住がカットされていたのは少し残念でした!
「スラムダンク」はこれまで戦ってきた他チームとの交流も見どころの一つです。
山王戦では気を張りすぎていつものプレイができない赤木に対し、良きライバル関係を築いていた魚住が葛を入れるシーンがありましたが、綺麗にカットされていました。
名シーンの一つ魚住の桂むきシーンがなくて残念でしたね。
【スラムダンク】映画のネタバレ解説②:続編の可能性は?
続編の話が浮上しているようです!
原作でも最終話は山王戦となりますが、続編の可能性は本当なのでしょうか。
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テレビアニメで描かれたのは陵南戦まで
スラムダンクアニメ最終回は漫画の22巻197話の陵南戦までが描かれました。
1993年から約3年に渡って放送されたアニメは合計101話となります。
実質後半の5話は原作にはないアニメオリジナルストーリーなので、漫画に沿っているのは96話までです!
残すところ山王戦のみ!というところで終了したので、えっここで終わり?!と思った方も多かったのではないでしょうか。
今回映画化に際して、事前情報がなかったのでどこを描かれるのかが分からない状態でした!
アニメがなかったので山王戦だろうと予想していた人も多かったようですが…
あらすじさえ公開されていなかったので前評判は良くなかったのですが、公開されてみればやはり原作ファンが多くいるので問題はなかったようです!
原作漫画は山王戦が最終回になる
漫画「スラムダンク」全31巻の25巻~31巻までの内容を映画化しました。
原作も山王戦までで完結しているので、山王戦以降の話は漫画・アニメ共にありません。
しかし2004年に「スラムダンク~あれから10日後」というアフターストーリーが発表されています!
累計発行部数1億冊を記念して行われたイベントにて、廃校になった学校の黒板に各キャラクターたちのその後が描かれました。
背中を負傷した桜木に宛てた赤木晴子からの手紙を通してゴリ・流川・リョータ・三井の様子が綴られています。
続編の可能性は「わからない」
原作者の井上雄彦さんが、映画『THE FIRST SLAM DUNK』のトークイベントで続編について触れていました!
多くのファンに愛された本作だけに、続編を望む声も多く寄せられているというが、「そういうのってあると言っても、ないと言っても自分を縛るじゃないですか。あると言ったのに、なかったらダメだし。ないと言ったら、描きたくなった時に描けなくなる。だから今は言わないです」と笑った。
https://www.cinematoday.jp/news/N0138451 より引用
続編の有無は結果、わかりません!!
あるかもしれないしないかもしれない。
個人的には、原作終わりまでしているので続編はいらないかなと、、、あれば絶対観に行くんですけどね!
【スラムダンク】映画で印象に残ったキャラ3選(ネタバレあり)
個人的に、輝いていたなと感じるキャラ三人をピックアップしました!
①宮城リョータ/梶原岳人
スピードとドリブルテクニックが群を抜いており、湘北の切り込み隊長です。
まさか本作が桜木ではなくリョータが軸に物語が展開していくとは、思っても見なかったですね!
漫画ではなかったリョータの過去が明らかになります。
父・兄を亡くし自暴自棄になり死の淵にまでたってしまうのです。
まさか、こんな色々背負っていたとは思いもよらなかったですね。
人一倍強い想いを背負って挑んだ山王戦。
過去を知った上で見ると更にリョータを応援したくなります!
②三井寿/笠間淳
「バスケがしたいです。」
スラムダンクでも三本指に入るほどの名シーンを生み出した三井の名台詞です。
安西先生から「諦めたらそこで試合終了ですよ」を引き出した人物でもあります。
スラムダンクを見たことがない人でも、このシーンは聞いたことある方も多いかと思われます!
バスケ部に復帰しますがブランクのせいで、思うようなプレーができません。
しかし三井にボールが渡ると、疲れているにも関わらずしっかりとスリーポイントシュートを決めてくれるのです。
シュバっという音が心地よく耳に響きます。
「静かにしろい、この音が…俺を蘇らせる、何度でもよ」
またもや名台詞誕生!
③沢北栄治/武内駿輔
湘北の敵チーム山王所属ながらも人気を誇るキャラクターです!
山王戦を映画化するにあたり、カットされた場面やキャラも多くいましたが沢北がカットされていなくてよかった!
高校No. 1プレーヤーとして流川がライバル視をしている相手です。
驚異的な身体能力で1on1では負け知らずのため、日本には相手になる者がおらず海外へ挑戦を考え始めていました。
そんな沢北は試合前自主練習時に通る神社に”ある願い事”をします。
「高校バスケでやるべきことはやりました。もう俺に証明できることはありません。俺に必要な経験をください。もしあるのなら、それを俺にください。」
湘北に負けてしまった山王のメンバーに監督は「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」と声をかけます。
沢北は崩れ落ち大声で泣き崩れてしまいます。
泣ける…。一緒に大号泣です。敵チームですが沢北も好きです!
ずっと負け知らずだった沢北に対し、神様は敗北という経験を与えました。
この経験を経て、ラストでは沢北が海外で活躍するシーンも描かれています!
【スラムダンク】映画で印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)
ここからは、私が選ぶ「スラムダンク」映画の印象に残ったシーンを3つご紹介します。
皆さんが印象に残ったシーンは入っていますでしょうか!?
①熱いオープニング曲!漫画タッチの絵が合う!
オープニングはから痺れます!
井上監督が当初からとてもこだわった80秒のオープニングとなっています。
確かに始まって早々テンションが爆上がりしました!
オープニング曲「LOVE ROCKETS」を歌うのは「The Birthday」です!
大谷翔平選手がLOVE ROCKETSを試合の登場曲に使用し、ファンは大盛り上がりしたそうです!
大谷翔平選手はスラムダンク好きでも有名ですね!
かっこいいエネルギッシュな曲調が漫画と同じタッチの湘北メンバーにぴったりです。
②円陣!ゴリのありがとう
私の一番大好きなシーンで!!
赤木(ゴリ)は、湘北のキャプテンです!
全国制覇するという目標を入学当初から掲げるも、周りとの熱量の違いから夢を笑われ続けてきました。
しかしそんな中でも、努力を怠らず精進し続けた結果、3年生でやっと仲間に恵まれインターハイまで来ることができました!
数えきれないほど悔しい思いをしたゴリだからこそ、試合にかける熱い想いがあります!
決して仲がいいわけではない湘北のメンバー、ゴリが手を焼くほどの問題児ばかりだけれどここまで来れたのはみんなのおかげです。
そんな気持ちがぽろっと漏れた試合途中で組んだ円陣での「ありがとうよ」。
仲間への信頼・感謝全てが詰まって出た一言が感動します。
ここは原作読んでないとわからない!ゴリの苦労や葛藤を知ってこそ涙なシーンです。
③無音のラスト24秒
漫画史にも残る有名なスラムダンクのラストシーンは、試合残り12秒を46ページにわたって描かれました。
圧巻の構成や画力で言葉にできない緊迫あるシーンを作り出した原作と同じように、本作でも試合残り24秒ほどを約2分間にわたりセリフなしで描かれました。
本物の試合を見ているような感覚に陥るほどの緊迫感があります。
結果をわかっていても手に汗握る演出でした…。
無音で描くという新しい表現の仕方は、観客に大きなインパクトを与えましたね!
【スラムダンク】映画を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)
漫画・アニメファンの私が今回スラムダンク映画をみた感想を、正直にお伝えします!
ストーリー展開
宮城リョータを軸に展開されていく物語は、漫画では明かされていないリョータの過去が明らかになります。
まさか憧れの兄を亡くしていたとは…予想だにしない過去に涙です。
湘北vs山王の試合が開戦し激戦を繰り広げる中で、試合と過去を行き来します。
城北メンバーそれぞれの試合にかける想いが分かっていくような流れです。
スラムダンクの原作を見ずにきた人でも、ある程度の関係性やキャラがわかるようになっていました。
しかしやはり原作を見ているのと見ていないのとでは、全く捉え方は変わる内容です。
映画が気になるけどまだ原作見てないよと言う人は、まずは原作から観ることをおすすめします!
ラストは泣ける?
待望の山王戦映画化!
あの感動のシーンがスクリーンで観れるということで期待しかありません。
無音で流れる映像に観客全員が息をのんで見守りした!
桜木と流川のハイタッチは、本当に感動です。
しかし泣いている人はいませんでした。
涙より鳥肌です。
ずっと息を止めて見入るほどの疾走感に鳥肌が何度も立ちました!
アニメーションへの評価
3DCGを駆使した本格的な試合を描写したことが称賛されました!
まるで本物のバスケの試合を見ているようなリアルさでした。
3DCGにしたことにより、バスケの動きを鮮明に伝えることができます。
しかしその点アニメのような臨場感は落ちてしまったのかなという印象です。
また3DCGを使った映画も多くはないので見慣れないという点で、絵のタッチが気になってしまった人も多くいたようです。
声優変更に対する評価
公開日までほとんどの情報が明かされていませんでしたが、主要キャストの声優は公表されていました。
アニメとは違う声優をキャスティングするということで当初、アニメファンから批判があがりました。
かくいう私も声優一新は反対派でした!ずっとあの声で見てきたので今からイメージは変えられない!
桜木役をジャイアンの声で知られている木村昴さんが演じるということで、更にイメージが沸きませんでした。
実際に鑑賞した個人的な感想は、宮城リョータ・三井はアニメにも近い声色だったので違和感なく見れましたが、桜木・赤木・流川はやはり違和感が先にきてしまいました。
ただ、今回試合がメインだったので長台詞もなく息遣いや一言だけというシーンがほとんどだったので、後半は物語に集中できました!
桜木の「ヤマオーは俺が倒す、バイ天才桜木」というセリフは、声と言い方が原作のイメージと違うという意見が多く見受けられました。
3年に渡って放送されたアニメだったので、新しい声を受け入れるには抵抗がある方が多かったようですね!
再鑑賞
再鑑賞はした方がいい作品です!
本作は試合シーンも多くありスピード感のある展開となっていました。
疾走感が特徴の映画でもありますが、チラホラと原作要素も詰め込んでいるので1度目は疾走感を楽しみ、2度目は物語をつかんで細かな設定を楽しむとより深く観ることができます!
私は2度映画館に足を運びました!
また漫画の完結から時が経っているということもあり、少しうろ覚えなところもあります。
そのためもう一度原作を見返した上で再鑑賞をするとより楽しめます!
【スラムダンク】映画ネタバレ!山王戦のラスト・最後までのあらすじまとめ
待ちに待ったスラムダンクの映画化は賛否が分かれた結果となりました!
しかし観ていると頭の中に漫画の絵やセリフが思い浮かび上がってきて、胸が熱くなります。
やっぱり日本が誇るスポーツ漫画ですね!
連載終了から何年経っても世界を沸かせるスラムダンクは日本の誇れる漫画の一つです!
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