約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まります!!
「ハイキュー」は、現在一番注目されているスポーツといっても過言ではないバレーボールを題材にした大人気漫画です!
週刊少年ジャンプで連載され、原作はすでに完結していますが今もなおハイキュー熱は冷めやらず映画化や展示会が行われています!
ハイキューでもいちにを争う程大人気試合、「ゴミ捨て場の決戦」が劇場版で公開されることが発表されてから、原作ファンは今か今かと待ちわびていました。
そんな「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」の見どころをネタバレありでまとめていきます!
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この記事には映画の結末や重要なネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。
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公開日 | 2024年2月16日 |
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監督 | 満仲 勧 |
原作 | 古舘春一 |
脚本 | 満仲 勧 |
キャスト | 村瀬 歩 石川 界人 日野 聡 入野 自由 細谷 佳正 林 勇 岡本 信彦 内山 昂輝 |
音楽 | SPYAIR「オレンジ」 |
上映時間 | 85分 |
配給 | 東宝 |
公式サイト | 「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」公式サイト |
上映劇場 | 「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」上映劇場 |
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】映画はどっちが勝つかネタバレ!
烏野と音駒、因縁の戦いの行方が1番気になるところです!
結論からいうと烏野高校vs音駒高校は激戦の末、烏野高校に軍配が上がりました!
セット内容はこちらです!
1セット目、音駒高校
2セット目、烏野高校
3セット目、烏野高校
フルセットとなった試合は両者、全身全力を出し切りました!
映画公開時、原作では烏野vs音駒の勝負の結果は既にでていたので結果をわかりつつ観る方も多かったようです。
しかし、結果をわかっていても手に汗握る躍動感溢れる演出となっていてとても見応えがありました!
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】映画のネタバレあらすじ
遂に始まるゴミ捨て場の決戦の試合内容が気になります!
試合開始から決着までをわかりやすく起承転結でネタバレします。
起:因縁の戦い ゴミ捨て場の戦いがついに開戦
春の高校バレー全国大会3回戦
音駒高校(東京)vs烏野高校(宮城)の試合が始まりました。
これまで練習試合を幾度としてきた音駒と烏野は、戦うごとに進化していく好敵手として共に成長してきました!
実現ができないかと思われていた因縁の「ゴミ捨て場の決戦」は、チームの主軸である音駒のセッター・研磨と烏野のスパイカー・日向の出会いからまた動き出します。
研磨は試合の勝敗にさほど興味なく、バレーに熱を持っていませんでした。
そのため負けても悔しいと思うことも無かったのですが、がむしゃらにバレーを楽しむ日向と出会い「もう一回がない試合をしてみたい」と思うようになっていきます。
承:烏野怒涛の攻撃
負けたら即ゲームオーバーの2セット先取の試合が始まります!
実況を置き去りにしてしまうほどの怒涛のラリーで1点目を烏野高校が取りました。
烏野は得意のスピードと新しく取り入れた武器を手に様々な攻撃を仕掛けます!
烏野は練習してきた同時多発位置差攻撃を仕掛けますが、ブロックが得意の黒尾に止められてしまいます。
1セットが烏野優勢で試合が進む中、研磨は1人冷静に試合を分析し烏の羽をもぐ準備をしていたのです。
烏野オセオセ空気を読んだ研磨はオーバーネットに誘い込み、デュースの結果第1セット目は音駒に軍配が上がりました。
転:音駒の脳 動き出す
2セット目が始まります!
日向は得意のスピードとジャンプ力で攻撃を仕掛けますが、1セット目で決まっていたスパイクもことごとくアウトになっていきます。
実は研磨が日向対策にしかけた罠があったのです。
徹底した日向潰しをしてきた研磨は日向を飛べない籠に閉じ込めます。
精度の高い攻撃をしないと拾われてしまう守りの音駒にリードを許してしまう烏野でしたが、影山はこれまでの超速攻を捨て、日向にオープンでボールをあげました!
スパイカーの前の道を切り開く、天才セッター影山がかっこいい!
助走距離をしっかりと確保した日向は全力でジャンプをします!
自由になった日向は、籠をぶち破りました!
日向潰しの策を打開された研磨は落胆するどころか、次に何をしてくるか分からない日向に対しワクワクしているのです。
2セット目は烏野がとりました!
結:終わりたくない試合
運命の第3セット目が始まります。
ライバルとして師として互いに高め合ってきた相手と真剣勝負をそれぞれが楽しんでいます。
ラリーが続きますが思考を止める者はいません。
拾って拾って長いラリーが続く最後の瞬間、日向のフェイントを読んだ研磨が前に一歩踏み出します。
しかしそこで日向は前に落とすとみせかけてロングプッシュをしました!
予想を上回る展開に、「たーのしー」と心の声が漏れた研磨に対して日向は喜びを全力で表します!
実は日向より喜こんでいる黒尾が最高
苦しくてしんどいけれどまだ、この楽しい時間が続いてほしいと願う研磨は、今までに見せた事のないほどボールを追います。
烏野24点、音駒21点
ボールをあげようとした研磨は手の汗でボールを滑らせてしまいます。
ここで試合終了!烏野の勝利です!
負けてしまった研磨が発した言葉は「はぁ〜〜面白かった!クロおれにバレーボールを教えてくれてありがとう」でした。
大号泣!!!!!!!黒尾の嬉しさと感動が入り混じった表情に涙!
因縁の決戦は両者全力を出し切り、納得がいくかたちで幕を閉じました。
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】映画のネタバレ解説:上映時間に隠された秘密
- 「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」は原作漫画の33巻〜37巻まで
- 「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」の続きはどうなる?
- 公開日から半年以上も上映中のロングラン作品!
- 上映時間はほぼバレーボール1試合の時間と同じ
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「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」は原作漫画の33巻〜37巻まで
本作は、烏野vs音駒の試合開始から決着がつくまでを描き切りました。
また次に繋がる、準々決勝の相手鷗台高校・光来に会うシーンもあります。
「ハイキュー」の原作漫画でいうと33巻から37巻までの話となります。
しかし、今回過去の回想シーンが多く組み込まれていました!
音駒高校との出会いからこれまで切磋琢磨してきた様子は、各巻に散りばめられているので明確には断言できません!
なのでまだ見ていない人は最初から全部読んでほしい!!
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「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」の続きはどうなる?
ハイキュー映画化当初から劇場版2部作として製作されることが発表されていました!
なので続きがあることが決定しています。
第一部「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」。
第2部の詳細は明かされていませんが、恐らく現小さな巨人光来が所属する鷗台高校との春高準々決勝が描かれる可能性が高いのではないでしょうか。
️まだ第二弾の上映予定は公開されていません。
公開日から好評上映中のロングラン作品!
公開日からまもなく4ヶ月が経とうとしていますが、現実のバレーボール人気も相まってロングラン上映となっています!
ハイキュー自体が元々認知度があったということもロングランの理由かと思いますが、原作は見ていないけれど映画は観たという人も多数見受けられます!
やはり人気の理由は「スポーツ」を題材にしているからではないでしょうか!
様々なスポーツ漫画は今も続々と出てきていますが、競技に忠実かつ現実味のある展開というのは多くありません。
どんな競技でも共通するのが、本気だからこその熱さです。
「スラムダンク」が良い例ですね!
ハイキューを観ているとその懐かしい過去の思い出を蘇ります!
スポーツが題材でもリアリティーのない展開はスポーツ漫画というよりエンタメ漫画感がでてきてしまいます。
2024年5月頃から来場特典最終7弾目が配布されているので、恐らく7月中旬頃までは公開されるのではないでしょうか!
観客動員数によってはさらに上映される可能性もあります!
上映時間はほぼバレーボール1試合の時間と同じ
実際のバレーボールのフルセット試合およそ1時間〜1時間半ほどに合わせて「ゴミ捨て場の決戦」も85分で描かれています。
あの、名試合を85分で描き切れるのか?!と思ってしまいますよね。
一部カットもありましたが、要所を押さえ感動する仕上がりとなっています!
欲を言うならもう少し長ければ、それぞれのメンバーを深掘りできたのかなとも思いますが、アニメなので仕方がないですね。
あっという間ですが終始興奮する85分です!
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】印象に残ったキャラ3選(ネタバレあり)
ハイキューには愛すべきキャラクターが沢山います!
特に本作の試合相手、音駒のメンバーは烏野の次に推したいチームでもあります!
①弧爪研磨/梶裕貴
実質、本作の主人公である音駒の正セッターです。
バレーは同じチームメイトの黒尾に誘われて始めましたが、勝敗に特段興味はなく負けても悔しいと言う気持ちはありませんでした。
しかし会う度に成長していく日向と出会い、その心境に徐々に変化が現れてきました。
ゲームメイカーとして音駒に欠かせない脳の働きをする研磨は、日向を全力で潰しにかかります!
音駒の円陣が好きな人も多いはず…。「俺たちは血液だ、滞りなく流れろ
酸素を回せ、脳が正常に働くために」
研磨は烏野との全力をかけた戦いの中でバレーが楽しい!という気持ちを初めて感じる事ができました。
仲が良いからこそ正面から全力で戦う烏野と音駒どっちも応援したい〜!!
②日向翔陽/村瀬歩
小学生の時に「小さな巨人」に憧れ、バレーを始めた日向は小柄な身長ながらも前向きに頑張っていました。
天才セッター影山と出会ったことから、日向の才能が開花し驚異的なスピードとジャンプ力で影山と共に唯一無二の攻撃を繰り出します。
練習試合で研磨に勝敗について問いた時に「別に」と言われたことから「いつか絶対別に以外のことを言わせるからな」と宣言します!
遂に始まる約束の試合。
もう一回がない緊迫した試合の中、研磨から漏れた「たーのしー」に、声にならぬ喜びを感じる日向でした。
喜び方が子供のようで可愛い笑
③黒尾鉄朗/中村悠一
音駒高校バレーボール部主将である黒尾は、猫又監督のため誰よりもゴミ捨て場の決戦の実現を願っていました。
烏野が勝ち上がってこれるように月島を名ブロッカーとして育て上げました!
黒尾は研磨をバレーボールに引き込んだ人物でもありますが実際のところ本当に楽しめているのか、嫌ではなかったか少し気がかりだったのです。
そんな研磨が試合後、黒尾に「クロおれにバレーボールを教えてくれてありがとう」と声をかけます。
黒尾は研磨の言葉を聞き、驚きと感動と嬉しさが込み上げました!
尊い。黒尾の飄々とした感じなのにこんな表情するんだというギャップがすき
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】印象に残ったシーン・場面3選(ネタバレあり)
漫画もアニメも見ているので、この熱い試合をスクリーンで観れることに大興奮です。
感情移入ドバドバになる興奮シーンを抜粋します!
①月島と黒尾の師弟関係
本作には原作にないセリフが追加されています!
それが黒尾の「ありがとなツッキー」という月島にかけた言葉です。
シーン自体は原作にもありますが、セリフはないので映画化に伴い追加されたようです。
バレーに対して全力になる事に臆病になっていた月島を根気強く練習に誘い、名ブロッカーとして鍛え上げた黒尾は、月島が活躍することを嬉しく思っていました。
そんな師弟関係を築いた二人がいざ、本気で対峙します。
二人の繰り広げられる煽り合いが最高でしたね!
最後の最後に月島の満面の笑み、試合後の抱擁シーンは号泣必須です。
②研磨の視点
そうくるか!と衝撃の描写だった研磨視点のカメラワークには鳥肌もんです!
3セット目怒涛のラリーが続く中、研磨視点へと切り替わります。
体力も限界を尽きていたけれど、試合が終わってほしくないと思ってしまうほど心が躍っていた研磨は必死でボールを追います。
研磨の息遣い、しんどさ、たのしさなどがダイレクトに伝わってきました!
基本的に動きたくない精神の研磨がこんなに必死に…涙
自分がコートの中にいる?と錯覚してしまうような感覚に陥ってしまいます!
③因縁の戦い決着!エアー握手
音駒の監督・猫又先生と烏野の前監督・烏養一繋は学生時代からバレーで一進一退の勝負を続けてきたライバルです!
それは指導者となりチームを持ってからも続いていました。
必ず春高で戦おうと約束をしていましたが、これまで実ることがなく今回初めてその目標が実現したのです!
しかし烏養前監督は、入院中で試合の場にはこれません。
テレビの中継でその勝敗を見守ります。
コートには烏養前監督の血を引く孫の烏養繋心が指導を託されその場に立っていました。
試合が終わり長く続いた因縁の戦いに一区切り。
病室にいた烏養前監督は、テレビに向かって片手を差し出します。
涙腺崩壊!この握手にはほんとうに色々詰まってる!ただ、2人の因縁が生まれたきっかけの過去を省かないでほしかったぁ〜!
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】を実際に鑑賞した感想と評価(ネタバレあり)
ストーリー展開
試合開始から決着までが描かれています!
1セット目から順々に進んでいくので、展開はとてもわかりやすいですね!
ところどころ、回想シーンがあるのも選手の想いや過去がわかるため原作を見ていない人でも感情移入できる描写になっています。
原作を見ていたら感情どばどばで観れます!
ただ因縁の決戦であるゴミ捨て場の決戦の「因縁」の部分が映画だけでみるとイマイチ分かりづらいかもしれません!
試合の臨場感
スパイクの音や助走の足音など臨場感たっぷりです!
特に研磨視点になった時は、ラリーの速さがとてもリアルで没入できるので自分もコートにいるような感覚になることができます。
ジャンプの音など動作上の効果音も相まって迫力あるシーンが多いので、実際の試合さながらの緊張感が味わえます!
作画やアニメーション
アニメに引き続き制作はProduction I.Gが担当しています!
実はアニメ4期の15話の作画がやばいと一部ファンから声が上がっていました。
背景の人が雑や距離感などがおかしいと思うところが多々あるようです。
一部箇所を中国に作画外注した事や+監督交代が原因と言われています。
そんな中の映画化なので今回は大丈夫?と思った方も中にはいたかもしれませんね。
結果、特に問題なしです!
作画がすごい!と思えるほどではありませんが、気にはならなかったです。
私はアニメの作画も特には気にならない族だったのですが…
しかし4期のこともあり辛口で観ている方は、気になることはないにしろもっと頑張れたのでは?という意見も見受けられました。
再鑑賞
再鑑賞したい一作です!
もう一度躍動感や緊張感・興奮を味わいにいきたいです。
内容は原作とほとんど変わりはありません。
過去の回想シーンが多いため感情移入しながら観れますが、やはりもっと背景を知ったほうが更に楽しめるので次は観る前に見返したいですね!
アニメも音駒との試合の一歩手前まで描かれているので、漫画を持っていない人はアニメでも見返せます!
【ハイキュー ゴミ捨て場の決戦】映画はどっちが勝つかネタバレ:まとめ
終始目が離せないほど引き込まれる没入感が最高な一作です!
あっという間に過ぎる85分間に詰め込まれた熱さと感動と迫力と臨場感に感情が掻き乱されます!
原作を見ずとも理解できるように回想シーンがいくつも入っていますが、できるならば原作を見た方がより楽しく見れます!
現在もロングラン公開中となるので、おかわり鑑賞やまだ観れていないという方は、是非劇場で見ることをおすすめします!